「あなたの夢は、何ですか?」と問われると、「さー、昨日の夢は何でしたかね〜」と私はいつもとぼける。
男にとっての「夢」って、そんなに簡単に言えるものではないし、言うべきものでもないと思う。「夢」は、それに向かって走り続けるものであり、時には掴めないと分かっているからこそ走り続けられるもの。
「ゴール」は必ずしも到着する必要も無ければ、大切なのは、そこに向かって歩んだ経験からなる「Being」や「Becoming」であると自分は信じる。
アメリカでよく「Ph.D Depression」と言う言葉をきく。「修士号」の後「博士号」を修得した人たちが、「学歴」という頂点までたどり着いた時に起こる「あらっ、次に何すればいいの?」からくる、「うつ病」である。彼らにとって、最初に目標としていた「博士号」と書かれた紙一枚の「表彰状、あんたはえらい」が、最後にはどうでもよくなり、結局は、そこにたどり着くまでの様々な「岐路」が本当の価値だという。
例えば、「5」に達成するのには、色々な道がある。「0」を出発点とすると一般的に、1−2−3−4−5。安全圏を極度に重視するtheoretical(理論的)教育制度のドイツや日本では一般的にこれしか認められない。でも実際の所、0−1−3−2−4−5や0−1−2−4−3−5といった道のりもあれば、ちょっと邪道だがとてもPractical(実践的)な、0−2−1−4−3−5だって、結果論としてみれば同じ事。順番がどうであれ、達成するまでの道は人それぞれ違うから自分にしか分からない、「塩っぱさ」、「からさ」や「にがさ」からくる「辛さ」や、「甘さ」や「らくさ」からくる「楽しさ」が味わえる。それが「人」それぞれの「生き方」からできる「人生」だと思う。
「物事には順番があ〜る!」概念のニッポンの、おなかが大きくなる前に式を挙げる「急遽出来ちゃった結婚式」もあれば、子供がそれなりに大きくなってから、「家族みんなで楽しむ結婚式」も、結局は「5=Deam」が「幸せ」で、そこまでのいろいろな「岐路=ルート」があったほうが、人生もっと面白いと自分は信じて生きています。
「夢」は「永遠のジャーニー」であり、「永遠のジャーニー」は、男にとっての「ロマン」であります。
あらっ、ちょっと話しずれちゃったかなっ。うひょひょひょひょ〜♨
テット懐メロん第8回:
ワタクシ心の中は毎日が太陽の日、SUNDAYであるように心がけています(難しいですけどね)
今年の盆踊りは、この曲で踊りまくりましょう!
http://www.youtube.com/watch?v=d1Gzcwplr3A
http://www.youtube.com/watch?v=DwjuKhBIIIQ <---original
Saturday, April 30, 2011
Sunday, April 24, 2011
EVIAN WATER TV Commercial
今年一月に撮影した、フランスのウォーターのテレビコマーシャルがアップされました。フランスを始めとし、アメリカ、ロシア、イギリス、そしてインターナショナルヴァージョンがありますが、日本は無いのかな?モデルの人数が多すぎてテットくん探せますかね?何回か違うヘアスタイルで出てるんですけど、わからんべ〜か?:)もし見つけたら、賞金として$100、あげません(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=oSpFGW6x_KU&NR=1
Bob Nolan's Cool Water:
http://www.youtube.com/watch?v=RxAQwMNXlic
http://www.youtube.com/watch?v=oSpFGW6x_KU&NR=1
Bob Nolan's Cool Water:
http://www.youtube.com/watch?v=RxAQwMNXlic
The Most Beautiful Smiles #1(Jack, the shoe man)&2(Fast Dean)
苦労した後の完成や達成のプライドから出るスマイル、そして自分にとって一番楽しい時を過ごしている時のプレジャーのスマイルは、プライスレスであり、もっとも美しく感じられます。どこの国の人でも、どこの国に行っても、スマイルの多い人を見ると、こちらのココロまでスマイルにしてくれます。スマイルだらけの情熱の国スペインやブラジルが恋しいテットであります。暗い顔で「疲れた」なんて言ってしまうと、周りのみんなまで疲れてしまうので、みさなんも忙しくても辛くても、スマイルを心がけて頑張りましょうね。私はそうしてます。
第六回「テット懐メロん」は:
Anne Murray's You are my sunshine:
http://www.youtube.com/watch?v=FafLnokzeNo&feature=related
Saturday, April 23, 2011
R.I.P (Rest in Peace) for Sue chan
いつ頃だかよくは覚えていませんが、かなり小さかった頃のワタクシ(実際に幼稚園の時は、まじチビだった)の胸をドキドキさせてくれた「スーちゃん」。澄んだ瞳の、笑顔の可愛らしいスーちゃんが亡くなった情報を知り、とてもショックだった。
高校の時に今村昌平監督の「黒い雨」という、原爆の
恐ろしさを描いた映画に出ていたスーちゃんも密かに好きだった。
「生」があり、「死」があり、「生」は「死」が無ければ来ないものと考えると、すーちゃんは、また笑顔いっぱいの素敵な人としてどこかに生まれ変わっていることだろう。
いつも思いますが、どうして「いい人」って他界するのが早いのだろう。
遠い空から、心からスーちゃんのご冥福をお祈りいたします。An eternal kiss for you
http://www.youtube.com/watch?v=v_3bdfGHuG4&feature=related
高校の時に今村昌平監督の「黒い雨」という、原爆の
恐ろしさを描いた映画に出ていたスーちゃんも密かに好きだった。
「生」があり、「死」があり、「生」は「死」が無ければ来ないものと考えると、すーちゃんは、また笑顔いっぱいの素敵な人としてどこかに生まれ変わっていることだろう。
いつも思いますが、どうして「いい人」って他界するのが早いのだろう。
遠い空から、心からスーちゃんのご冥福をお祈りいたします。An eternal kiss for you
http://www.youtube.com/watch?v=v_3bdfGHuG4&feature=related
Tuesday, April 19, 2011
Arigato Alligator
みなさんこんにちは。
一番上の写真、なんだか分かりますか?これがアリゲーターのスキンです。2番目の写真のように平に延ばしますと何となく分かるでしょ。これはテールの部分だけですが、胴体の部分もあります。97年に、ここ
ニューヨークで知り合ったワタクシのファッションの師匠、カスタムレザーアーティスト、アントン(www.antonleather.com)が、大量に買い入れしたスキンでございます。(先に言っておきますが、ワタクシたち決してアリゲータさんたちを殺したりするのには全く関わっていません。スーパーでパックされた牛肉を買ってくるのと同じように思っていただけると、ありがたいです:)普段、アリゲーターの仕入れ価格は何よりも高価で、オストリッチとスティングレー(エイ)そしてスネーク(蛇)がその後に続きます。アントンは、カウ(牛)、ディアー(鹿)、エルク(ヘラジカ)などといった一般で使われる柔らかめのスキンと、こういったエキゾティックなとても丈夫なスキンをコンバインして、世界でひとつしか無い
「アートピース」を作り上げます。こちらでは、音楽界のキースリーチャードさんにアリゲーターのジャケットを、レニークラビッツさんにカウハイドの上下、スティングさんにジャケット、胸がドキドキするほどセクシーでキュートだったアリシアキーちゃんに上下などと、アントンはアシストのメルちゃんと世界中を飛びまわっています。
レザーピースには、やはりシルバーが似合います。アントンはマリブの豪邸に住む、シルバースミス(銀細工師)にベルトのバックルやボタンを特注します。左の写真が、アリゲーターの手をベースに作ってもらったバックルです。気持ち悪いでしょ。上から二つ目のベルトは、実際に手につながる手首のスキンを使っています。マニアックな話となりますが、アリゲくんがよく動かす部分、たとえば脇の下のスキンのスケール
(プチプチ)は小さく、あまり動きの少ない背中などのスケールは大きく分厚くできています。ワタクシは個人的に、小さいのから大きいスケールになっていく部分のスキンが好きであります。ということで、左の写真に見えるポケットのようなものは、一体なんでしょうか?フルカスタムで今作ってもらっているワタクシの次のアイテム、乞うご期待ください♡♡♡
えーっと、第四回「テット懐メロん」は、ど〜しましょ〜。。。ちょっと無理矢理ですが、何となく分かっていただけるだけで、アリゲ鯛です♡ サムイですね。
http://www.youtube.com/watch?v=UFJp8fLQM4c&feature=related
随分と意味の深い歌だったのですね。日本人離れの声の子門真人さん、ムカイちゃんに似てないかい? メンバーがすごい、ひろみ郷さんがいませんか?:)
一番上の写真、なんだか分かりますか?これがアリゲーターのスキンです。2番目の写真のように平に延ばしますと何となく分かるでしょ。これはテールの部分だけですが、胴体の部分もあります。97年に、ここ
ニューヨークで知り合ったワタクシのファッションの師匠、カスタムレザーアーティスト、アントン(www.antonleather.com)が、大量に買い入れしたスキンでございます。(先に言っておきますが、ワタクシたち決してアリゲータさんたちを殺したりするのには全く関わっていません。スーパーでパックされた牛肉を買ってくるのと同じように思っていただけると、ありがたいです:)普段、アリゲーターの仕入れ価格は何よりも高価で、オストリッチとスティングレー(エイ)そしてスネーク(蛇)がその後に続きます。アントンは、カウ(牛)、ディアー(鹿)、エルク(ヘラジカ)などといった一般で使われる柔らかめのスキンと、こういったエキゾティックなとても丈夫なスキンをコンバインして、世界でひとつしか無い
「アートピース」を作り上げます。こちらでは、音楽界のキースリーチャードさんにアリゲーターのジャケットを、レニークラビッツさんにカウハイドの上下、スティングさんにジャケット、胸がドキドキするほどセクシーでキュートだったアリシアキーちゃんに上下などと、アントンはアシストのメルちゃんと世界中を飛びまわっています。
レザーピースには、やはりシルバーが似合います。アントンはマリブの豪邸に住む、シルバースミス(銀細工師)にベルトのバックルやボタンを特注します。左の写真が、アリゲーターの手をベースに作ってもらったバックルです。気持ち悪いでしょ。上から二つ目のベルトは、実際に手につながる手首のスキンを使っています。マニアックな話となりますが、アリゲくんがよく動かす部分、たとえば脇の下のスキンのスケール
(プチプチ)は小さく、あまり動きの少ない背中などのスケールは大きく分厚くできています。ワタクシは個人的に、小さいのから大きいスケールになっていく部分のスキンが好きであります。ということで、左の写真に見えるポケットのようなものは、一体なんでしょうか?フルカスタムで今作ってもらっているワタクシの次のアイテム、乞うご期待ください♡♡♡
えーっと、第四回「テット懐メロん」は、ど〜しましょ〜。。。ちょっと無理矢理ですが、何となく分かっていただけるだけで、アリゲ鯛です♡ サムイですね。
http://www.youtube.com/watch?v=UFJp8fLQM4c&feature=related
随分と意味の深い歌だったのですね。日本人離れの声の子門真人さん、ムカイちゃんに似てないかい? メンバーがすごい、ひろみ郷さんがいませんか?:)
The Hardest Job is Done!
しばらくの間入院中のワタクシのブーツに、アリゲスキンを縫いつけ強化するという大変な作業が昨日完了しました。
ジャックの靴専用に作られた1920年製のごっついソーイングマシン(ミシン)に、太めのニードル(針)をつけ、ゆっくり
と歯車を手でまわしながら、ひとつひとつ縫っていくという、地味な作業です。カウ&アリゲータの分厚いスキンを突き通すには毎回、確実にニードルを真っすぐに下ろさないと折れてしまうし、ちょっと慣れたからといってスピードを上げたりすると先が曲がってしまって使い物にならなくなります。
平らな物を縫うのならともかく、ブーツのつま先近くまでニードルを走らせるのはほとんど不可能。ジャックひとりでチャレンジしましたが、3本針を駄目にしてしまったため、ワタクシが昨日参加となりました。
残された一本のニードルを駄目にしてしまうと、またジャックが買い出しに行かなければなりません=完成日がのびてしまう。この最後のニードルに全てを賭けてふたりでスタートです。比較的簡単な所はもう
ジャックが終わらせていたため、ハードコアな所だけが残っていました。ぎゅっと両手に力を入れ、ひとつひとつゆっくりと進んで行きます。ディレクションはジャックで、ワタクシは力仕事の担当です。30分ほどで、片方がなんとか完了。そしてもうひとつがはじまります。こちらも焦らずゆっくりと進んで行きます。そして最後の最後あともう1cmというところで、ニードルさんはギブアップしてしまいました。二人とも5秒程、沈黙がありました。「フィニッシュ!」というジャックの言葉と同時に「オッケ〜!」とワタクシ同意。うまくいった方だと思いますと同時に、「ほかの客だったら、こんな大変な仕事やらん!」と、特別に扱ってくれたジャックにココロから感謝でごさいます。ジャックだけは、このブーツをわたくしがどれだけ愛着してい
るか分かってくれています。13年もずーっとジャックに治療してもらってますからね♡何がそんなによくて、こんな古いブーツを履いているかって想いの方もいるかとおもいますが、古い物(特に革製品)には新品にはない、自分だけのキャラクターやテイストが刻まれていき、プライスレスな自分だけのヴァリューとスタイルがついていくのですよ。ま、新製品やピカピカブランド思考のニッポン人には、わかんね〜だろ〜な〜♨
「テット懐メロん第三回」!は、ずばり!!! 1975年にリリースされ、ワタクシの父親の45RPMレコードとして発見され、小学生の頃よく聴いていた名曲です。ムカイちゃんにしか、わかんね〜だろ〜な〜。
http://www.youtube.com/watch?v=fPWQEf4WJEk
ジャックの靴専用に作られた1920年製のごっついソーイングマシン(ミシン)に、太めのニードル(針)をつけ、ゆっくり
と歯車を手でまわしながら、ひとつひとつ縫っていくという、地味な作業です。カウ&アリゲータの分厚いスキンを突き通すには毎回、確実にニードルを真っすぐに下ろさないと折れてしまうし、ちょっと慣れたからといってスピードを上げたりすると先が曲がってしまって使い物にならなくなります。
平らな物を縫うのならともかく、ブーツのつま先近くまでニードルを走らせるのはほとんど不可能。ジャックひとりでチャレンジしましたが、3本針を駄目にしてしまったため、ワタクシが昨日参加となりました。
残された一本のニードルを駄目にしてしまうと、またジャックが買い出しに行かなければなりません=完成日がのびてしまう。この最後のニードルに全てを賭けてふたりでスタートです。比較的簡単な所はもう
ジャックが終わらせていたため、ハードコアな所だけが残っていました。ぎゅっと両手に力を入れ、ひとつひとつゆっくりと進んで行きます。ディレクションはジャックで、ワタクシは力仕事の担当です。30分ほどで、片方がなんとか完了。そしてもうひとつがはじまります。こちらも焦らずゆっくりと進んで行きます。そして最後の最後あともう1cmというところで、ニードルさんはギブアップしてしまいました。二人とも5秒程、沈黙がありました。「フィニッシュ!」というジャックの言葉と同時に「オッケ〜!」とワタクシ同意。うまくいった方だと思いますと同時に、「ほかの客だったら、こんな大変な仕事やらん!」と、特別に扱ってくれたジャックにココロから感謝でごさいます。ジャックだけは、このブーツをわたくしがどれだけ愛着してい
るか分かってくれています。13年もずーっとジャックに治療してもらってますからね♡何がそんなによくて、こんな古いブーツを履いているかって想いの方もいるかとおもいますが、古い物(特に革製品)には新品にはない、自分だけのキャラクターやテイストが刻まれていき、プライスレスな自分だけのヴァリューとスタイルがついていくのですよ。ま、新製品やピカピカブランド思考のニッポン人には、わかんね〜だろ〜な〜♨
「テット懐メロん第三回」!は、ずばり!!! 1975年にリリースされ、ワタクシの父親の45RPMレコードとして発見され、小学生の頃よく聴いていた名曲です。ムカイちゃんにしか、わかんね〜だろ〜な〜。
http://www.youtube.com/watch?v=fPWQEf4WJEk
Sunday, April 17, 2011
SK II Shoot at Chelsea Pier Studio
みなさん、お元気ですか?4月もあっという間に半分終わってしまいましたね。NYCは雨ばかりで、まだ寒い日が続いております。日本はもう結構暖かいのでしょうね。
話は変わって、先日久々の日本の製品の撮影がありました。マックスファクターのSKIIという、男性向けのコスメティック製品です。
フォトグラプァーも久々の日本人(www.shuakashi)で、スティルライフをメインとし世界中の広告を制作している世界人でした。チェルシーピアのスタジオの壁にはってある作品は、誰もがみた事のあるような、カルティエ、ポルシェ、キャメルシガレットなどの大手会社の物ばかりでした。今回ワタクシは製品を掴む「ハンドモデル」でありまして、ワタクシのお顔は出ません。NYCには「Parts Models」という、体の一部分だけ、例えば指輪など専門の「ハンドモデル」やハイヒール等といった足専門の「フットモデル」を専門としたモデルエイジェンシーがあります。今回は、日本のクライエントが、そんな「パーツモデル」の手がイメージに合わなかったらしく、ワタクシの所に話がやって来たというラッキーな話です。朝からちゃんと女性ばかりのネールサロンに行き、お手てと爪をきれいにして(片手だけ:)ステュディオに到着したのは人生初めての経験でした。撮影自体は4時間程でしたが、おもったよりも大変でした。これからシュウさんが何十時間もかけてフォトショップして完成した物が、日本中で看板となります。ここまでわるさばっかりしてきたワタクシの「手」を使っていただけるのは、ほんとにありがたいことでもあります。今年の夏、帰国する時に、
テットの「手」に気がつくのはワタクシだけなのでしょうね。
ということで、第二回「テット懐メロん特集」は、1986年に、たしかノエビアかなんかのコマーシャルで使われていた、GenesisのInvisible Touchです。コマーシャルを見たあと、すぐにレコード屋に連絡してチャリダッシュで買いに行った想いでの物です。元気の出るいいリズムの曲ですよ♡
http://www.youtube.com/watch?v=pN60DR5GQpg&feature=related
話は変わって、先日久々の日本の製品の撮影がありました。マックスファクターのSKIIという、男性向けのコスメティック製品です。
フォトグラプァーも久々の日本人(www.shuakashi)で、スティルライフをメインとし世界中の広告を制作している世界人でした。チェルシーピアのスタジオの壁にはってある作品は、誰もがみた事のあるような、カルティエ、ポルシェ、キャメルシガレットなどの大手会社の物ばかりでした。今回ワタクシは製品を掴む「ハンドモデル」でありまして、ワタクシのお顔は出ません。NYCには「Parts Models」という、体の一部分だけ、例えば指輪など専門の「ハンドモデル」やハイヒール等といった足専門の「フットモデル」を専門としたモデルエイジェンシーがあります。今回は、日本のクライエントが、そんな「パーツモデル」の手がイメージに合わなかったらしく、ワタクシの所に話がやって来たというラッキーな話です。朝からちゃんと女性ばかりのネールサロンに行き、お手てと爪をきれいにして(片手だけ:)ステュディオに到着したのは人生初めての経験でした。撮影自体は4時間程でしたが、おもったよりも大変でした。これからシュウさんが何十時間もかけてフォトショップして完成した物が、日本中で看板となります。ここまでわるさばっかりしてきたワタクシの「手」を使っていただけるのは、ほんとにありがたいことでもあります。今年の夏、帰国する時に、
テットの「手」に気がつくのはワタクシだけなのでしょうね。
ということで、第二回「テット懐メロん特集」は、1986年に、たしかノエビアかなんかのコマーシャルで使われていた、GenesisのInvisible Touchです。コマーシャルを見たあと、すぐにレコード屋に連絡してチャリダッシュで買いに行った想いでの物です。元気の出るいいリズムの曲ですよ♡
http://www.youtube.com/watch?v=pN60DR5GQpg&feature=related
Wednesday, April 13, 2011
Nostalgic Songs from My Childhood
ワタクシたびたび、兄のこーじくんに「お前は小さい頃からシブい曲がすきだな」っと言われます。そういわれてみると、小学校の卒業アルバムの「好きな歌手」セクションには、わたくしひとりが「オフコース」と残っています。とくに当時の俗にいう「アイドル」なんてきいてると、家族のひとたちに、「お前、歌でも歌うんか?」などと馬鹿にされる為、見るテレビはいつも大人の人間模様を描いた物ばかりだった。そのためか、男と女の「恋愛」を描いたものや、家族の「絆」を当時の社会に上手に当てはめて描いたドラマの主題歌などが好きだった。「恋ってなんだろう?」と、つぶやいていた時期と平行に「大人の恋」に憧れていた頃よく聞いていたソングは、数えきれない程あります。
当時のワタクシの家には、われらガキンチョ(実はワタクシだけだったらしい)が入ってはいけないと言われるカウンターバー付きの応接室があり、バーの中には、父親のお宝=沢山のごっつい35mmカメラ、8mm映像フィルム&カメラ、世界中のお酒、そしてレコード板&プレイヤーがあり、いたずらで毎日をすごしていたワタクシにとっても「お宝の部屋」でありました。その中で一番魅力だったのは、薄っぺらの円盤プラスティックの溝に優しくダイヤの針を置くと曲が流れるという、当時のワタクシにとってとても「デリケート&不思議」なレコードプレイヤーでした。今から考えると、イタリヤ、スペイン、フランス、アルゼンチン(春パパはタンゴが上手だった)などとワタクシにはほど遠い「外国」のレコードの中に、いくつか国産のレコードもありました。
家族みんながお買い物にいっている時の応接室でのひとりの時間が、ワタクシにとって、唯一の「大人を感じれる時間&空間」でありました。「いい子にしてますね〜、いってらっしゃ〜い」と、手を振って彼らを見送り、ゲートを必要以上にロックする、そうすれば車が帰って来た時に、レコードの片付けの時間がかせげる。もちろん家族はワタクシが何をしていたかなんて全部分かっていたらしいが、知らない振りをしてくれていたすてきな家族に感謝♡
音楽は、よくも悪くもその当時のフィーリングやシーンが脳みそに深く刻まれる、すてきな「魔法」のひとつでもあります。
ということで、初回の「テット懐メロ集」は、境マチャアキの「メリーゴーラウンド」81−82年に放送されていた「キッド」の主題歌で、今知りましたがワタクシのよく聴いてる寺尾聰さんが作曲です。ムカイちゃんなら知ってるかな? ワタクシ、涙が出そうになるほど懐かしいです。 やっぱり、マチャアキの方がいいかな。
http://www.youtube.com/watch?v=EFu5vgZg3ps&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=3e_SkkVtbEI&NR=1
当時のワタクシの家には、われらガキンチョ(実はワタクシだけだったらしい)が入ってはいけないと言われるカウンターバー付きの応接室があり、バーの中には、父親のお宝=沢山のごっつい35mmカメラ、8mm映像フィルム&カメラ、世界中のお酒、そしてレコード板&プレイヤーがあり、いたずらで毎日をすごしていたワタクシにとっても「お宝の部屋」でありました。その中で一番魅力だったのは、薄っぺらの円盤プラスティックの溝に優しくダイヤの針を置くと曲が流れるという、当時のワタクシにとってとても「デリケート&不思議」なレコードプレイヤーでした。今から考えると、イタリヤ、スペイン、フランス、アルゼンチン(春パパはタンゴが上手だった)などとワタクシにはほど遠い「外国」のレコードの中に、いくつか国産のレコードもありました。
家族みんながお買い物にいっている時の応接室でのひとりの時間が、ワタクシにとって、唯一の「大人を感じれる時間&空間」でありました。「いい子にしてますね〜、いってらっしゃ〜い」と、手を振って彼らを見送り、ゲートを必要以上にロックする、そうすれば車が帰って来た時に、レコードの片付けの時間がかせげる。もちろん家族はワタクシが何をしていたかなんて全部分かっていたらしいが、知らない振りをしてくれていたすてきな家族に感謝♡
音楽は、よくも悪くもその当時のフィーリングやシーンが脳みそに深く刻まれる、すてきな「魔法」のひとつでもあります。
ということで、初回の「テット懐メロ集」は、境マチャアキの「メリーゴーラウンド」81−82年に放送されていた「キッド」の主題歌で、今知りましたがワタクシのよく聴いてる寺尾聰さんが作曲です。ムカイちゃんなら知ってるかな? ワタクシ、涙が出そうになるほど懐かしいです。 やっぱり、マチャアキの方がいいかな。
http://www.youtube.com/watch?v=EFu5vgZg3ps&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=3e_SkkVtbEI&NR=1
Strange Tree and Strange Feeling
みなさん、こんにちは。先日ワタクシのブーツがどうなってるかなと思い、ジャックのところに見に行きました。まず第一段階の修理は終わっていました。ワタクシがカットしたアリゲーターのスキンを貼るのをジャックのガイドにより自身で完了し、あとはそこを縫ってもらったあと色染めで、クリーンアップして完成であります。そんなジャックのショップを出ると、なんだか気になる木を発見。コンクリート、鉄フェンス、そして木のコンビネーションのNYCらしい気持ち悪い「木」であり、一体どうなってこうなったのか不明でした。と同時に、なんだかこの木がワタクシのブーに見えて来て、いやな予感がします。わたくしのブーの完成の姿は大丈夫なのでしょうか?
Wednesday, April 6, 2011
Major Operation on My Boots
皆さんお元気でしょうか?エイプリルフールはどうでしたか?ワタクシは大成功の一日でした。
以前(Wednesday, February 3, 2010)紹介させていただいた、ワタクシのブーツの再登場です。長かった冬に耐えてくれた「ブ〜ちゃん」の2011年の春に向けての大手術であります。13年もこのコンクリートジャングル、ニューヨークをブルドーザーのように突っ走ってくれるワタクシの大好きな情熱の国、エスパーニャ出身のブ〜は、半年くらいで、はげ、ひび割れ、ドライスキンと、傷だらけになります。ということで、今回はマイナーな修理を終えてから、アリゲーターの皮をはるという大手術です。アリゲのスキンはワタクシがカットしましたが、どうやら左右がシンメトリックになる程の量がなかったため、結構面白い恐竜的なブー
ツができるはずでございます。一体どんな感じになるのか、とても楽しみであります。
以前(Wednesday, February 3, 2010)紹介させていただいた、ワタクシのブーツの再登場です。長かった冬に耐えてくれた「ブ〜ちゃん」の2011年の春に向けての大手術であります。13年もこのコンクリートジャングル、ニューヨークをブルドーザーのように突っ走ってくれるワタクシの大好きな情熱の国、エスパーニャ出身のブ〜は、半年くらいで、はげ、ひび割れ、ドライスキンと、傷だらけになります。ということで、今回はマイナーな修理を終えてから、アリゲーターの皮をはるという大手術です。アリゲのスキンはワタクシがカットしましたが、どうやら左右がシンメトリックになる程の量がなかったため、結構面白い恐竜的なブー
ツができるはずでございます。一体どんな感じになるのか、とても楽しみであります。
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