Friday, February 12, 2010
Blizzard Metropolitan Museum
大雪が降りました。そんな時は美術館です。セントラルパークの西側の5番街には、グッゲンハイム、ホイットニー、フリックコレクション等と、たくさんのムージアムがあります。その中で一番大きいのがメトロポリタンであります。先月まで「SAMURAI展』が開かれてた、家から徒歩約15分の「異次元スペース」であります。いつもメットに行くときは、寄り道していきます。
今回は「LADY M」というヨーロッパ風のケーキブティックで一息。ここは出てくるフォークがクリストフなどと、とても上品な所です。ちょっと暖まった後、セントラルパークに入ってみました。とても静かな真っ白なパークを予想していたらなんと、子供のスキー場と化していました。マンハッタンで生まれ育っているシティーキッズにとって、自然と戯れて思いっきり体を動かす機会なんてほとんどありません。あの極寒の中、汗まみれ雪まみれになってスロープを何度も、上がっては滑り、上がっては滑りしてはしゃいでいる姿は、ある意味不自然にも見えてしまいました。
そしてメットに入ると、前回のようにホリデーシーズンで旅行客だらけの混み混みとは全く逆の、すきすきであります!すばらし〜!今回は日本文化のセクションとシルバーのコレクションに集中。日本のセクションは本当に静かで、たくさんの仏像様に囲まれ、ココロが「和」となりました。その後、「木」の文化から、正反対の「銀」の世界のアートーピースにて、素晴らしくエレガントなフラットウェアーに見とれた後、「白」の世界を歩きながら、帰宅しました。
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3 comments:
京都に住んでいた頃は良く寺巡りをしていました。
そんな仏像好きな私にとって、上から二段目の写真がどうしても気になります。
仏像もですが、その背後の影がキレイでつい見とれてしまいます。
ウルトラマンが仏像をモチーフにして作られたのも、きっとキレイなラインを模写したのではないでしょうか。
雪の日の、素敵な散歩ですよね。
マコさん、
京都に住んでいたんですか。僕も仏像様が好きでして、色々と勉強した時もありました。この写真のお釈迦さまは「陰」までが美しく、そのため、切らずにフレームに収めました。ちょっと前かがみの珍しいこの仏像さんは、丁度、陰に映った姿とバランスをとっているようにも見えました。ウルトラマンが仏像さんをモチーフにして作られたのは、知りませんでしたが、そういわれてみると、納得がいきます。映画「ロスト イン トランスレーション」のサントラに「アローン イン 京都」(by AIR)があります。すごく美しいサウンドが出ていますよ。
仏像さんの「陰」まで意識した事がなかったのですが、今回初めて影の神聖さに気が付きました。
陰まで美しい仏像を創作した作者は一体どんな「人」だったのでしょうか。
素敵な写真ありがとうございました。
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