Thursday, September 30, 2010

!!!NEW YORK SUBWAY SUCKS!!!

ニューヨークシィティーは2日間、大雨となりました。
ニューヨーカーの「夏の夢」に頭から水をぶっかけられたかのような、凄まじく激しい豪雨でした。
そうなるとワタクシ、いつものおバイクでは危険なため、サブウェイ(=地下鉄 TUBE:チュ〜ブはイギリス)を使わなければなりけません。。。

MTA (Metropolitan Transit Authority)が今日のストーリーです。

ニューヨーク市は5つのボロー(地区)から成り立ちます。
一番北から、The Bronx, Manhattan, Queens, Brooklyn,そして Staten Islandで、ブロンクスだけが「THE」が付きます。これらを結ぶ地下鉄は単純に色分けされ、1から9までの番号かアルファベットで示され、「エクスプレス=特急」か「ローカル=各駅」が気まぐれに来るのを、ただ単に待ち続けます。料金も単純。どこまでいっても2ドル25セント。
駅はエアコンされていないため、夏はどこも腐るように暑く、臭く、冬場は、マンハッタンを出ると地上に出るため、「氷風にあたって凍ってください」といっているような作りのステイションばかり。
壁にはスケデュールもなければ、マップは、肝心なところだけが掘られているためほとんど価値無し。
映画のポスターは、女性に鼻毛を付けることなんていうまでもなければ、その「人相」を「動物」へとマジック一本で変装させます。「本人が見たら傷付くだろうな、自分じゃなくてよかった」とほっとするくらいの落書きのレベル。
振り返り、ゴミだらけのレール側を覗き込むと、あちこちで「ラット」(ドブネズミ)がちょろちょろしているのは日常。。
そんなラットの世界の上を、何度も向こうから来る電車のヘッドライトの光を探す人間たち。
「やっと来た!」なんて思っていると、目の前をゆっくりとノンストップで通過する各駅電車。。。
ローカルからエクスプレスへ突然変わり、その逆ももちろんあたりまえ。
携帯電話なんて未だにどこの会社も電波無し。
公衆電話は、8割が故障または破壊されている。
一度コイン入れたら、何やったって戻ってこない。
受話器を耳に付けるのはもってのほか、なるべく面積が少なく持つのは基本。

やっと次の電車がくる、入り口は混み混み。
そこに「戦いのドア」が開く。
『待ち順=入る順』なんて全く関係無しどころか、先におりてくる人にむかって前進で入ろうとするアホポンタン。
バックパックをまるで爆弾みたいに背負って突進しながらぶつぶついってるバンダナ+蛍光色サングラスの『ニューヨーク意地悪ばあさん』。
音楽ジャンジャンなんてかわいい方。
どこ産かわからない顔した人間ミートボールの間をすり抜ければ、そこはポッカリとスペースがあるではないか。
自分のポジションを確保して周りを確認。「気違いなし、悪臭なし、けんか無し」前を見ると、目の前にすわってる母親はファーストフードを、ポンポンポン!と生んだ3人の子供にたべさせ、喰い終われば袋にも入れないで足下に捨てる。

混雑列車の中にポツンとガラガラの車両がひとつだけ見えたらそれは「罠」であります。
「クーラーが効いてないだけ」なんてあまく思って入りましたワタクシ。。。
次の駅で一秒でも早く車両からダッシュで逃げ出したくなるような、アルコール+ドラッグ中毒のいっちゃってるホームレスの体臭。
まさに「動く腐乱物」。
隣の車両との連結部から逃げようとしたが瞬間に無駄と判断。
何人かのガキどもが、こっちをみて指差しながら、大笑いしてドアを固くガードしている。。。

あ〜あ、もう切りがありませんね。
この辺でやめときましょう。

これでも昔と比べると、かなりよくなった方なんですよ。

日本の地下鉄が乗りたい。。。
Kioskで梅ガムが買って、おばちゃんに『どーも」っていって、「ありがとね」っがききたい今宵のワタクシであります。

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