Saturday, March 20, 2010
Saint Patrick's Day (Green Day)
凍り付く厳しい「NYの冬」を、まるで前回のストームが連れ去ったように、突然、スプリングがやってきました。町を歩く人々の笑顔が増え、なんだかみんないつもよりハッピーで、フレンドリーです。
毎年3月17日は、聖パトリックの祝日で、町中で「緑」が増えます。この日の由来は、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日。カトリックにおける祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。シャムロックを服につけて、アイリッシュのバーがラガービールで盛り上がる日であります。ここアメリカでは、シカゴのシカゴ川を緑色に染め上げてしまいます。 ニューヨークやボストンは、特にアイルランド系移民の多い都市なので盛大に祝われ、現在ニューヨークのマンハッタンでは世界で一番大きな聖パトリックの日のパレードが毎年、五番街で行われます。この日の天気は、まさに『ビューてぃホ〜」でしたので、酔っぱらいハッピーアイリッシュ系アメリカ白人で盛り上がってたNYCであります。
上から二番目の写真には、町でよく見かけるアイリッシュバーのエントランスがみえます。これなんかは、素晴らしい名前「Pig and Whistle」すなわち「ぶたと口笛」というなのアイリッシュバー&レストラン。
話はかわりますが、そこに見える巨大ビル、なんだか女性のリップスティックのような色と形、一体なんでしょうか? 実はこのビル、まさに「リップスティック ビルディング」と呼ばれる建物で、ミッドタウンのビジネス街に建っています。カクカクの男臭いビルばかりの中にそびえ立つこの「女性的」なビルが、ワタクスィにはセクスィにも見え、また力強くも感じます。
テナントは化粧品の会社「ランコム」と言う話を何度も聞きましたが、実は現在はほとんどが弁護事務所だそうです。
映画の「キングコング」がエンパイヤーステイトビルに登る前にちょっとおめかしするため, このリップスティックをお借りしたそうでやんす:)
さて、今回のミニテトリスイングレッスンは「春」にしましょう。「いちねんのはじまり」という意味深い「スプリング」、実は日本でもよく使うビィよ〜んの、『バネ』のいみもあります。「Spring」という単語は、動詞の「弾む」と「春」という全く違った意味があります。しかしよく考えると、「春」は「弾む」かのように、ここアメリカでは「春が来た!」を、単語の「spring」 を二つ同時に使い、「Spring has sprung!」といいます。「spring」、とても「ウェスタンスタイル」な表現の「春」ですね。
それと同様、「秋」は「Autumn」で知られていますが、実際「Fall」がよく使われます。これは「落ちる」という動詞ですね。葉っぱがFallする「秋」なのですね。
Tet says:
I wanna spring in love with you: )
こんな言い方はしませんが、そんな感じの「Spring in New York CIty」であります。
See you next time!
Tuesday, March 16, 2010
Rain & Wind Storm
毎日が出来事や事件でいっぱいのNYC、今回は「レイン&ウィンド ストーム」でした。
まるで映画のワンシーンを見ているように、人々の傘が一瞬にしてヒックリ返り、使い物にならなくなっていく姿はある意味、面白くも見えました。が、とても危険でした。ゴミ、ビニール、捨てられた傘、それに薄い看板などが、風速やく90キロのビル風で飛んできます。NYCポリスいわく、2001年の大事件「WTC(ワールドトレードセンター」崩壊、そして2003年の夏の「ブラックアウト(大停電)」に続く、911(日本の110番)の電話の嵐だったそうです。24時間内にかかって来た本数は6万5千コールだったらしいです。被害者の方には申し訳ありませんが、被害がなくて何よりだった、自分であります。
話は変わりますが、今回から「Mini English Lesson by Tet」が始まりました。
初回は、「DISASTER」 という名詞です。「災害」という意味であり、自然災害は、そのまんま「natural disaster」といいます。
Natural Disasterの中には、Earthquake(地震)、Wildfire(山火事)、Storm(嵐)、Flood(洪水)、Drought(渇水)、熱帯性低気圧で有名な、 Hurricane, Cyclone, や Typhoonなどがあります。ちなみに、「停電」はBlackout。また、大きな波によって起きる災害は、ここアメリカでも「TSUNAMI Disaster」といいます。
使い方として「かれは、(おちょこちょいさんで)どうしようもならないね。」なんて言いたい時に、『He is a disaster.」とも言います。
「There is nothing we can do for natural disasters.」
See you next time!
Tuesday, March 9, 2010
TRIUMPH Daytona 955i
今年初めての暖かいこのごろ、マイおバイクちゃんが去年から冬眠していたガレージに行ってまいりました。マンハッタンに住んでいると、なかなか行く事のないクイーンズにあります(ニューヨークシティーは、マンハッタン島、ブロンクス、クウィーンズ、ブルックリン、そしてスタテン島と5つの地区で成り立っています)。地下鉄で乗り換え、イーストリバーを地下トンネルで潜り(西側は、ハドソンリバー)、たったの15分ぐらいのところですが、一歩マンハッタンを出るとまず感じる事は、「空の大きさ」であります。最寄りの駅からゆっくり歩きながらガレージに向かう途中は、これまたマンハッタンでは見られないようなお店、レストラン、デリ(コンビにのような店)が続きます。飲み物を買うため、入ったデリにはなんと懐かしいコインゲームがありました。『押すな、揺するな」のサインがローカルな感じで、よく見ると中には、安っちいギラギラ時計がいくつかありました。ちょっと誘惑されそうになりましたが、おバイクちゃんが待っています。いつも買うスポーツドリンクを50セントも安くゲットし、ガレージに向かいます。
そして、お久しぶりの基地に到着です。このスペースは、クロアチア人のスピードレーサー ディーンとシェアーしています。かれもHONDAのファンでサーキットレーサーです。ディーンは3年前の夏、ハイウェイでポリスを全開(約300キロ)でブッチしたり、高速ウイリー着地失敗で入院と、こいつは不死身「クレージー クロアチアン」であります。190センチの骨太の戦士ディーン(写真左)の親友には、2メーター1センチの長身ハンサム戦士(パイロットのインストラクター)、ラリス(写真右)がいます(真ん中はディーンのお茶目ママ)。彼ら二人と一緒にいると、自分は「マメ侍」と化します。
予定通りに作業を終え、エンジンをかけ、「エンジンぶるぶる絶好調!あ〜しをあ〜げて、またがって〜!」で出発。僕ちゃんのトラ君は、檻からでた猛獣のようにうなっていました。今年はトラ年です。「たくさん乗って、かわいがってあげましょ〜!」と決心しました。いや〜、やっぱりバイクは「男のロマン」であります。
Monday, March 8, 2010
DaMan Photo Shoot
写真撮影の仕事がありました。髪の毛をばっさりさっぱりしてから、初めての撮影であります。今回は「DAMAN」というインドネシアのファッシン雑誌です。ストーリーは「アジア人ナスティーギャンブラー」ということで、カジノで見かけるようなハイローラーで、一般人から見ると「やなヤロー」+ハイファッションというイメージがメインテーマでした。この写真にはいませんが、じつは毛のない猫を片手にもってナスティーな態度を取っているわたくしが、雑誌に使われる事となるでしょう(これらの写真、ボケちゃってごめんなさいね)。今回のメイクアップ&ヘアーは、珍しく日本の方で、暖かいイメージのチコちゃん(www.chikomitsui.com)でした。きめ細かい日本人独特のテクニックを、ちょちいのちょいと、華麗に披露していただきました。
スタイリストのカールトン (www.carltonjonesnyc.com)は、以前、シンガポールの雑誌『BRAVE」を撮影したときに、スタイリングしてくれた人。彼も結構な数のセレブと仕事をしています。そして写真の金髪の長身が、フォトグラファーのピーター(www.pieterhenket.com)です。オランダ生まれの明るい男で、何度か過去に仕事をしたことがあります。若手ですが世界中のセレブを撮ったりと、すごくシャープで力強い写真から、とても柔らかくセクスィな物までと、幅広いアートを創ります。今日はみなさん、おつかれさまでした。二ヶ月後くらいに雑誌が発売されます。どんな写真ができるのか、とても楽しみであります。
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