ワタクシにとって「旅」で一番重視とする事は、何を見る、あれを買うの「旅行」ではなく、「人との出会い」であります。そのため、周りの旅人たちとシャットアウトしてしまうようなホテルには泊まらず、世界中からのバックパッカーが集まるホステルに泊まり、情報を交換したり、またそれぞれの人生の話を聞いて「すんげ〜！こんなやつが世界に入るんだな〜！」と驚かされ、自分の人生に刺激をあたえるのが僕の「旅」であります。今回の旅も、素晴らしい人たちとの出会いとなりました。海の中で知り合ったアイルランドの二人の女性は、東南アジア、南アメリカ、ヨーロッパを周り、なんと１２ヶ月旅をしているという。お金がつきるとオーストラリアに行き、お金を貯めてまた旅を進めるという。バイクレンタルのオクラホマのにーちゃんは、１ヶ月のハワイの旅行が、今では５年間の生活となっているらしい。イタリアンレストランのNYヤンキーズのジーター似のハワイアンのウェイターの青年は、NYで役者をやりたいために今働いているとか、幼稚園児をそのまま大きくしたような純粋な顔をした幼稚園の先生や、いろいろとお金では買えないブックからでは習えないような、素晴らしい人との出会いがいっぱいであります。
まずこの男「ジム」。年齢４８歳。フィリピン系アメリカ人ロスアンゼルス出身。大学を出た後、金融系の仕事に付き、４０歳までバリバリ働き、その後８年間放浪の旅に出ている。ここハワイで最近仕事をゲットし、とりあえずここハワイには６ヶ月から一年すもうかな？といっている。「人生どうなるか分からんから、とにかく今を精一杯満喫しなければ」「お金持ちで時間がなくギャルがひとりもいないより、自由気ままに少ないお金で３人のギャルがいるほうがいい」という。世界歩き回って、どこの情報も知っている彼のいままで付き合ってきた子はとても品のあるべっぴんさんだった。日本食が好きで、かれに「丸亀うどん」をおしえてもらった。また日本に行きたいと行っていた。
次は右側の「ケヴィン」。アメリカ出身。年齢４８歳。「え〜！！！」と驚く程、若く見える。自由気ままに生きていて、サーフィン三昧。「波乗りができない人生は、オレの人生じゃない！」と、あさの５時には波乗りに行く。ジムのベストフレンド。
こいつはエクアドルから引っ越してきた「カルロス」。年齢２９歳。特にあてもなく、仕事探しにハワイへと来た。「ホテルエンジニアの仕事だからすぐ探せるはずだ。」といい、毎日きちんとした格好で面接に行っている。ジムとワタクシが公園で筋トレに行く時に彼を誘うと、こんなハワイでボタンダウンのシャツを着た。早速ジムとわたくし大笑いして、「何でしたら、ネクタイ付ければ」と、小馬鹿にされた。「おめ〜タンクトップとか、Tシャツとなね〜のかよ。。。ハワイだぞ〜」といわれ困っていた結構コンサバな、真面目野郎である。
次はアサイ家の大くん。年齢３１歳。NYに８年住んでいた。今は福岡で２件のヘアサロンオーナーである。NYで遊んでいた時は、彼もバイクに乗っていた為、兄弟や双子、時には大をワタクシと勘違いして、ずっとしゃべられた事があるらしい。九州男児でココロも大きく、ワタクシがハメを外すのをうまくカバーしてくれていた。「当時よくうちら死ななかったですね。」と昔の良き全盛期のNYCの思い出話をできる日本人は彼だけ。純粋な女泣かしだが、逆に泣かされ、時々凹んでいるが、己の生きザマを常に考えている大親友「大きちくん」である。
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そしてこいつ「テット」。年齢３８歳。東京生まれ。アメリカ２０年、ニューヨーク１４年。型にはまるのが性に合わなく渡米し、ニューヨークでアーティスティックなパーソナリティーを確立し、大学卒業後、ファッション業界へ。そして現在はアクターとして活動しているらしい。そこらのしょぼ太ではついていけない程、周りを気にせず「happiness」に向かって突っ走る男。「いつ死んでも、後悔の無いような人生を送る」、「男も女も、愛がなきゃ、しぼんじゃうよ〜」といって「LOVE」を重視するロマンティストでもある。フレンドリーで、英語のほうが本当の自分が出しやすいといっていた。
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こんな感じで、ワタクシの楽しい「旅」はどんどんと進んでいます。
